日々雑感 みぞぐち幸治のひとり言

2010年02月03日 (水) 23:56

荒瀬ダム撤去

午後11時56分。

今朝、県から荒瀬ダムの対応方針について説明を受けた。

結果的には荒瀬ダムについては平成24年度から撤去するとのこと。

平成24年度からとういう根拠は、ダム本体撤去の準備には少なくとも2年が掛かるとのこと。

しかしながら、このままいくと平成22年3月31日には水利権が失効してしまう。

なぜかというと、平成15年3月26日に平成22年3月31日に水利権が失効することを

前提に水利権を更新していた。

つまり、平成22年4月から撤去に取り掛かることを前提とした更新がなされていた。

このままだと平成22年4月から発電ができない。それによって、売電もできない。

ということは売電による収入もない。

しかし、発電停止のままゲートを開けていても、瀬戸石ダムの関係等も含め維持管理が必要。

ということは、収入が上がらないままに、維持管理費だけは発生する状態に陥る。

加えて撤去に関わる費用も捻出できない。

そこで、平成24年3月31日まで発電事業を継続できるように2年間の水利権申請を

国に対して行うとのこと。

その他、国に対して様々な観点から撤去費用等について支援を要望し、

県財政に支障が出ないように努めるとのこと。

簡単に説明するとこのようなことだ。

私の知る限り国土交通省は、水利権の更新については県もしっかり汗をかくように。

つまり、「県が思っているようにそんなに簡単にはいかない」とのメッセージを発してきた。

そのようなことからも、水利権に対する県の認識、考え方が甘かったのではないか?

との批判を受けることはしょうがないことだと思う。

加えて、政権交代後の民主党政権、あるいは蒲島知事がよく知る閣僚に対する

過度な期待がまずかったように思える。

さらに加えて、民主党の責任ある立場にない方が無責任な発言を繰り返し、

住民運動を煽動してきたことにも大きな責任があると思っている。

終わったことをいつまでいっても仕方ないので、これ以上は控えるが、

「気をつけよう!甘い言葉と民主党」

これを肝に銘じて今後の方針を再度、再構築してもらいたいと思う。

それにしても「水利権」という権利に悩ましい問題を抱える。

川辺川利水事業も結果的には水利権の問題がクリアーできないために前に進めない。

「助け合う」「もちつもたれつ」「お互い様」

そんな日本人にとって美しい言葉が私が知る限り水利権問題の議論では

通じてこなかったような気がする。

これから新たな水利権更新のために作業に入るとのことだが、前途多難・・・・・

水利権の申請、同意取得については県庁総力戦の覚悟で臨んで頂きたい。

セクションンが違うから自分達には関係ない!

そんな考え方も持つ人がいないことを心から望む。