日々雑感 みぞぐち幸治のひとり言

2010年05月01日 (土) 22:03

水俣病犠牲者慰霊式

今日は水俣病犠牲者慰霊式に出席。

水俣病で亡くなられた方々に心から哀悼の意を表します。

初めての出席だった。

厚生常任委員長として献花までさせていただいた。

水俣病関係の先日の視察と同様、私には重すぎてコメントはできない。

しかし、先日、視察をさせて頂いた関係でお会いした方々にお礼を言う機会があった。

また、視察のお陰で私の頭の中も随分と整理され、市長の式辞や慰霊の言葉などが良く理解できた。

あのタイミングで視察を進めてくれた担当課長には心から敬意を表したい。

また視察に随行していただいた職員の皆様にも心から感謝したい。

あれがなければ、「私は慰霊式に出席する資格はなかったと」そんなことを思いながら席に座

っていた。

あくまでも水俣病で犠牲になられた方々への哀悼の意を尽くす場であり、政治的な意味合い

などないと思う。

ましてや、県議会では超党派で取り組んできた課題であり、与野党問わず県議会議員はその

ような気持ちで式典に臨んだはずである。

しかし、鳩山首相の言葉とその後の行動を聞いた時、「選挙対策なのか?」と勘繰りたくなった。

歴代の首相で初めて式典に出席されたことは評価できる。

しかし、せっかく来たのであれば、もっと患者の皆様の話を聞く、あるいは水俣病患者を支える

活動をしている人たちと意見交換をする。

または水俣病の本質を検証し後世に伝えていく活動をしている方々の話を聞く機会を作るべき

ではなかったのか?

式典に来て多くのマスコミの前で謝罪して、会場にいらっしゃった水俣病関係の方々と少しだ

け会話を交わして、すぐ選挙運動のため八代へ移動する。

この姿を見て怒りを覚えたのは私だけではないだろう。

恐らく熊本県議会議員はもちろん、長年、この問題に関わってきた県職員の方々も私と同じよ

うな気持ちをもったのではないだろうか?

水俣病問題は与野党問わず「常に真剣に何が問題の本質なのか」

問い続けていかなければならない問題だ。

決して政争の具、あるいは政治利用する課題ではないと思う。

一国の首相が、まさかそのような考えで、歴代首相としては初めての式典出席を決断されたと

は思いたくないが、そのように思われても仕方のない行動を取られたのは事実である。

残念でならない。ただそれだけだ。