| |
|
|
2004 / 8 / 30 ( 月 ) 22 : 08 : 23 |
|
台風16号が人吉球磨を襲った。
昨夜から降り続いた雨で球磨川は増水し警戒水位を超え球磨川流域の住民に恐怖を与え続けた。
私は人吉市が避難勧告を出してから球磨地域振興局に行ってみたが、やたらと防災システムからの情報、テレビからの情報収集に終始してるようで「これでいいのか?」という疑問を持ちながら現場に出かけた。
人吉市では危険な地域に避難勧告を出し住民を安全な場所に避難させ、保健所との連携、すばやい対応と職員の方々の献身的な対応で住民の方々も安心して避難されていたようだ。
一方、地域の消防団は市内の数箇所でポンプアップで水を排除するために、まさに命がけで今にも堤防から川の水が溢れてきそうな場所で一生懸命にずぶ濡れになりながら活動を続けていた。
本当に頭が下がる。
市、消防団、住民の皆さんはこれまでの過去の経験と日頃の心の準備のお蔭で、決して慌てることなく、適切な対応ができたようだ。
災害本部のある市役所で市の若い職員と話をしていると、「県は雨量などの資料をFAXで送ってくるが、いちいち届いたかどうか確認をし、災害状況を報告するように指示したり、事務的な作業が多くて大変だった。現場では生命と財産がに関わる重大なことが起きているのに、事務的な作業どころではない!県は現場のことがわかっているのか疑問を感じた」そんな現場からの意見が聞かれた。
全く私も同感である。
とにかく今のところ人命が失われるような大きな災害にならなくて安心している。
熊本県は球磨川流域の治水対策をどのように考えているのか?
私は一昨年と昨年の9月、2回にわたり知事に質問したことを思い出した。
「仮に県がダムを造るという判断が遅れて災害が起こった時にはその責任は県にあるのではないか?」
知事は球磨川流域の治水対策をどう考えるのか?
未だに明確な答えはいただいていない。
現場に出て体感する良い機会であったはずだ。
|
|