日々雑感 みぞぐち幸治のひとり言

2009年09月18日 (金) 07:24

流域住民の生命財産をいかに守るか?

午前7時23分。

新しく就任された前原国土交通大臣から川辺川ダム建設事業について中止が明言されたようだ。

選挙前から民主党のマニフェストにも明記されていたので、別に驚くこともなかった。

世間では一般的に「ダムができるか否か?」が焦点になっているように感じる。

そのような方々にとっては政権交代したことで、いよいよ「ダムはできない」

といった発言を聞けばこれでダム問題は終了したと思われるに違いない。

しかし、流域に住む人間、しかも自分達のことばなかりではく、

次の世代のことも真剣に考える立場の人間にすれば、

ダムを中止してどのような方法で治水対策を行うのか?

その先が示されなければ不安は消えないし、この問題は終わらない。

私はこれまでも国土交通省の関係者に対して

「ダム以外の方法で流域住民の生命・財産を守る方法はないのか?」

何度も確認をしてきた。

金子やすし前副大臣にも何度も確認していただくようにお願いしてきた。

しかし、「そんなものはない」ということだった。

従って、政権交代したからといって、すぐにダムに代わる治水対策案が出てくるとは考えられない。

特に、これまで議論されてきた安全度を下げて、事業費も抑えた治水対策など存在するはずがないと思っている。

これからは、政権が交代した現実を受け止め、今後、どのような治水対策が示されるのか?

また、ダム問題で翻弄されてきた五木村等に再建に国がどのように関わるのか?

「流域住民の生命・身体・財産をいかに守るか?」という観点から冷静に見極めて行きたい。