日々雑感みぞぐち幸治のひとり言

結果は全員陰性

2020年4月16日 (木) 07:26

おはようございます。

今回の件で4月15日までにPCR検査を実施した165人については、全て陰性でした。従って人吉球磨の住民で感染が判明した人は現時点ではいません。

その内訳は入院患者13人、通院患者55人、医療従事者36人、その他の病院関係者(事務、清掃、売店職員など)43人、その他(出入業者、タクシー運転手など)18人。合計の165人です。165人の内、濃厚接触者139人、有症状者26人でした。

濃厚接触者とは、感染した医師と密閉空間内で一定期間会話した人、一定時間、密閉空間を共有した人を指します。また有症状者とは、医師の患者及び4月4日以降に原因不明の発熱があった人を指します。

色々な方から問い合わせをいただいています。球磨病院に勤務する人のご家族、球磨病院に勤務する人と親しい方、球磨病院の入院患者のご家族、ご家族や親しい方が勤務する職場の方、相談される方は、念のために自宅待機している、あるいはさせている、という方ばかりです。陰性になっても落ち着かないとの声ばかりです。引き続き、できるだけ家でお過ごし下さい。

県、保健所の病院に対する指導がどうなっているのか、との問い合わせもあります。県ではPCR検査実施者については、最終接触日から14日間の自宅待機と健康観察をお願いしています。当然、病院内の職員が不足が予想されるため、系列病院からの応援、(これは医療法人朝日野会のグループを指すと思います)、職員数に見合った入院数への減、これは医療機関の調整が必要となるため保健所に連絡するように伝えてあるとのことでした。

PCR検査が概ね終わりましたので、医療法人朝日野会の系列病院である球磨病院がどのように対応されているのか、県に確認したいと思います。

尚、今回の件、感染された方、球磨病院、PCR検査を受けた方、そしてそのご家族、誰が悪いわけではありません。いつどこで、誰に同じようなことが起こるのか分からないのが、この感染症の怖さです。偏見や差別、風評被害が起こらないように、それぞれが心掛けた言動行動をお願いします。

最後に、土曜日の夜に熊本市の発表で熊本市在住で球磨病医院の勤務医の感染が判明してから、不眠不休でPCR検査を実施する上での調査、PCR検査のための様々な業務に携われて県職員はじめ球磨病院関係者の皆様に心より敬意を表しますと共に感謝を申し上げます。ありがとうございました。まだまだ終わった訳ではありませんので、引き続きよろしくおねがいします。

今、我々にできることは、「正しく恐れて、しっかりと予防する」このことです。今日も三密を避け、人との接触をできるだけ避け、手洗い、うがいをしっかりと行なっていきましょう。

PS 写真は私のお気に入りの温泉の一つ「おおが温泉」です。人吉市内にはかけ流しの公衆浴場が多数存在します。三密を避け、手洗い、うがい、温泉、オススメします。