日々雑感みぞぐち幸治のひとり言

ワクチン接種状況

2021年6月4日 (金) 09:35

おはようございます。

昨日、人吉球磨管内のワクチン接種状況について球磨地域振興局から説明を受ける機会がありました。

その説明によれば医療従事者(第1接種順位)約3,700人、高齢者(第2接種順位)約32,000人、基礎疾患のある者等(第3接種順位)、その他の者(第4接種順位)第3と第4を合わせると約39,000人(人吉球磨管内の16〜64歳人口数)に分類

医療従事者はほぼ完了予定、高齢者については6月末までに必要なワクチンが配分される予定であり、7月末には完了できるように実施中。基礎疾患のある者、障害施設等の従事者については60〜64歳の者は、高齢者の接種完了を待たずに、高齢者の接種状況や予約の空き状況を踏まえ、接種開始が可能とのこと。その他の者、いわゆる16〜64歳までの者は国からのワクチン供給量等を踏まえ、順次実施するとの説明でした。

始めに断っておきますが、ワクチン接種は義務ではなく、あくまでも個人の判断で行う者です。ワクチン接種は有効な手段の一つだと思いますが、それ以上に普段からの食生活や生活習慣を意識していかに免疫力を上げるか、ということにもっと力を注ぐことが大事だと私自身は常々考えています。

その上で、「人吉球磨管内で希望する人には1日も早くワクチン接種を行う」そのために何をなすべきかを人吉球磨管内の行政機関は医療機関、医療従事者の方々と連携協力して取り組みを進めてほしいと思います。

聞くところによると、現在、高齢者接種の真っ只中ですが、接種可能な医療機関によって予約数のばらつきがあるようです。これは高齢者特有の日頃からの医療機関と患者との信頼関係の積み重ねによって生じたものであり、当然のことかもしれません。

ただ、今回のワクチン接種予約に関しては、もし、少しでも早く接種したいということであれば、保健センターに問い合わせて予約の変更、つまり病院を変更することはできるとのことでしたので、何か聞きたいことがあれば保健センターに問い合わせて下さい。

さて、「人吉球磨管内で希望する人には1日も早くワクチン接種を行う」この目標を意識すれば、まだまだやれることはあるはずです。そもそも人吉球磨管内で打手と呼ばれる資格のある方が何名いて現時点で何名の方にご協力をいただいているのか、ご協力をいただけない原因は何か?これまでの接種業務の中での課題は何か、その改善策は?国からのワクチン供給を見据えて効率的に接種する体制を業界団体の枠を超えて構築できないか?これらを市町村に任せていてもなかなか前には進みません。広域的な取組は是非、県が陣頭指揮をとって進めるべきだと思います。

1日も早くワクチン接種が完了するということは、経済活動を本格化させる機会が早めに到来することに繋がります。コロナ、豪雨災害と傷ついた地域を元気にするためにも「人吉球磨管内で希望する人には1日も早くワクチン接種を行う」という目標に向かってそれぞれが知恵を出し合い協力することはとても大事です。

これは熊本県全体、そして日本国全体にも言えることです。私も積極的に関係機関と協議を進めていきます。