日々雑感みぞぐち幸治のひとり言

道徳教育用郷土資料 熊本の心

2012年3月8日 (木) 02:52

熊本の心こんばんは。

平成21年6月の一般質問で私は道徳教育の進め方について質問しました。

以下議事録から転載します。

戦後教育の荒廃や我が国の社会の急激な変化に伴い、子供を取り巻く環境も大きく変化し、規範意識の低下や倫理観や社会性の不足など、さまざまな問題が指摘されており、子供たちの将来にわたる人間性を培うためにも、道徳教育をより充実させることが求められております。

新しい教育基本法にも、豊かな情操と道徳心を培うことが新たに教育の目標に入り、これまで以上に道徳教育に力を入れていく方向性が示されました。

本県では、これまでも「助けあい 励ましあい 志高く」の熊本の心が浸透するような取り組みが行われ、特に、昭和63年に完成した道徳教育用郷土資料「熊本の心」は、学校現場の先生方からも高い評価をいただいているようです。

しかし、作成されてから20年以上が経過し、そろそろリメークの時期を迎えているのではないかと思います。

特に小中学校においては、本年度から、道徳教育の推進の中心となって担う道徳推進教師を位置づける、高等学校においては、平成20年度からの実施に向けて、道徳教育について全体計画を作成すると聞いております。

また、熊本県教育振興基本計画、くまもと「夢への架け橋」教育プランの中でも、道徳教育の充実が掲げられております。

そこで、県としての道徳教育のさらなる推進に向けた組織体制づくりと新たな教材作成について、教育長の考え方をお尋ねいたします。(転載終わり)

この質問をきっかけに県教育委員会では道徳教育用郷土資料「熊本の心」の新版の発行に向けて取り組みを進めてきました。

いよいよ平成24年春から新版発行とのことです。

私も現在、我が家の子供の読み聞かせに使ったりしながら、読んでいる最中です。ちなみに昨晩は、国宝「青井阿蘇神社」、幸野溝を読んであげました!
とても良いものが出来上がったと感じています。

山本教育長はじめ担当課、作成に当たりご協力頂いたすべての皆様に心から感謝いたします。

後は、この「熊本の心」が学校現場を中心に様々な機会に有効に活用されることを期待しています。

もちろん、私も言いだしっぺとして、文教治安常任委員長としてその役割の一翼を担いたいと思います。