日々雑感みぞぐち幸治のひとり言

台湾研修3

2012年10月30日 (火) 07:05

台湾研修報告の続きです。

四日目は民主進歩党と国民党をそれぞれ表敬訪問し意見交換を行いました。
台湾国内の内政について貴重な話を聞くことができました。

中でも、民進党は一度は政権交代を果たしたものの、現在は野党に転じ、政権奪還を目指し日々努力していることがひしひしと伝わってきました。

国民党との意見交換では、尖閣諸島のことについても意見を求められましたので、我が国の主張、とりわけ自民党としての意見はきっちりと伝えました。

もちろん、今後も尖閣諸島の問題を含めて自由に意見交換ができるような関係を築きたい旨の友好的な話して終わりました。

国立台湾師範大学東亜学科の林賢参助教授から「台湾海峡の安全保障における日米同盟の役割」について話をお聴きしました。
台湾の地政学的な戦略価値を改めて認識しました。

五日目は忠烈祠、故宮博物館を見学しました。
故宮博物館は何度行っても感動しますね。
よくあれだけのものを北京から敗走しながら台湾に運べたことに感心します。
 
この五日間、毎晩、宴会でした。
中でも一日目の外交部主催歓迎夕食会、4日目の送別夕食会では楽しいお酒が飲めました。

また、自民党訪問団の団長として6回ご挨拶する機会を与えていただきました。
通訳を介して自民党の代表として、また民主党も含めた青年世代の代表として恥ずかしくないような挨拶を心掛けました。い

何回やっても難しいですね!い経験になりました。

また、自民党訪問団は団結し、これからも同志として活動できる仲間となりました。

もちろん、民主党訪問団の方々とも交流を深めることができました。

私がご挨拶で言い続けたことは、自民党と民主党は国内では切磋琢磨しながら国政を担っていくものの、台湾との友好関係は党派を超えて築いていきたいということでした。

今回で台湾訪問は5回目でしたが、今後も日本と台湾の架け橋になれるように努力していいきます。

最後に、自民党本部職員の配慮により、自民党訪問団の日本からのお土産は球磨焼酎でした。

一升瓶を12本、台湾の関係者に私が球磨焼酎の説明をし渡すことができました。

球磨焼酎大使としての役割も果たせました(笑)

お世話になった方々に心から感謝申し上げます。