日々雑感みぞぐち幸治のひとり言

新たな流水型ダム

2022年12月26日 (月) 07:47

おはようございます。昨日、「新たな流水型ダムの事業の方向性・進捗を確認する仕組み」第1回会議が人吉市で開催されました。これは流水型ダムについて、住民の方々から様々な意見があるので、流水型ダムについて、安全、安心を最大化するとともに、球磨川の環境に極限まで配慮して整備が進められているのか、事業の方向性や進捗を確認する仕組みを形にしたものだと理解しています。参加された流域住民の方々からは、ダムの構造や水の濁りなどの環境影響について更に詳しい説明を求める意見や、地域住民の安全・安心のため1日も早い流水型ダムの完成を求める意見などが出されたとのことです。ダムの構造について心配される声をお聞きしますが、以前の貯留式ダムより断然、環境に配慮していることは理解できますが、流水型ダムだからこそ、できる環境的な配慮を最大限に活かす構造になるように、しっかりと検討してほしいと願っています。加えて、治水にも環境にも配慮した流水型ダムとして、世界中から視察に訪れるような、普段は観光資源として活用できるようなダムになることを願っています。最後に、常にこんな地形のところに人吉球磨があることを忘れないよう流域治水の議論を進めるように心がけたいですね。