日々雑感みぞぐち幸治のひとり言
細川家の筆頭家老 松井家
2025年10月1日 (水) 13:09
松井文庫創立40周年記念
文武に生きた筆頭家老・松井家ただいま参上!
武家の嗜み、そして忠義
を鑑賞するために熊本県立美術館を訪問しました。
特別講演として一般社団法人松井文庫理事長の松井葵之氏、八代市立博物館学芸員の宮原江梨氏の話も聴くことができました。
「松井家は、江戸時代を通して大名細川家の筆頭家老をつとめ、肥後熊本藩の支城である八代城を預かった家です。
その歴史は室町時代末期まで遡ることができ、徳川将軍家からも知行地を与えられた稀有な家柄でもあります。 」
とパンフレットには書かれています。
私はこれまで「松井家は細川家を支えてきた家臣」程度の認識でしたが、
講演を聴いて、四百年来の家の歴史、文化財を継承していくことは歴代、相当なプレッシャーの中で活動されてきたのではないかと思います。
淡々とお話をされる松井さんのお姿を拝見して感動すると共に、松井文庫が所蔵する武器や古文書等を鑑賞して改めて松井家の凄さを実感しました。
何があっても細川家を支え続けてきた松井家の生き様、武家の忠義に
多くの学びがあると感じた鑑賞となりました。
会期は11月24日までです。ぜひ足をお運びください。