日々雑感みぞぐち幸治のひとり言

台湾訪問1

2025年11月25日 (火) 14:19

最近、高市総理と立憲民主党の岡田克也さん(外務大臣・副総理経験者)

との予算委員会での質疑のこともあり、日本と台湾、中国と台湾、日本と中国との関係に

注目が集まっています。

そんな中、11月10日から13日まで熊本県議会教育警察常任委員会の視察で台北市を訪問しましたので、これを機会に台湾を訪問した回数を調べてみました。

なんとこれまで16も訪問していました!

2003年から2025年まで県議会議員としての公務および政務、自民党の議員としての党務、台湾政府の招聘事業等、その時々の立場で訪問した回数は16回を数えます。

特に党務での台湾訪問が私の台湾との交流の基礎を築いたといっても過言ではありません。

台湾のことを詳しくなると同時にアルコールにも強くなりました!

その結果、友人も増えました。


『私が心がけていること』

中国の主張は「台湾は中国の一部」

日本の立場は「中国の主張は理解し尊重はするが、受け入れていない」

そのことを常に念頭に置いて、これまで訪台した経験を活かしながら、

日本と台湾の関係、とりわけ熊本との信頼関係を構築し、お互いに交流を活発に進めることで、それぞれの地域の持続発展に繋げることを大きな目的として台湾との交流を進めています。


『7月の訪問』

今年度は2回、台湾を訪問しています。

1回目は7月21日から23日にも金子代議士を団長として松岡人吉市長、宮原人吉市議会議長をはじめとする市議会の有志の皆様と台湾を訪問しました。

これはTSMCの熊本進出をきっかけに台湾との繋がりがを人吉市も積極的に作るべき、また市議会の有志の皆様からも台湾に視察に行きたい、このような要請もあり、これまで台湾との交流を深めてこられた金子代議士に団長をお願いして視察先の選定等にもご尽力いただき実現したものです。

主な訪問先は

①肥後銀行台北駐在事務所

②台湾総督府

③台湾日本関係協会

④新北市議会

④日本台湾交流協会

特に台湾総督府を表敬訪問した模様は

中華民国総督府公式HPに掲載されました。

https://www.president.gov.tw/News/39355


今回は人吉市にとっては意味のる効果的な

視察であったと思います。

一つは人吉球磨でも民間の方々がビジネスも含めて

台湾に行き来する中で、なかなか市議会議員は

台湾を訪問する機会がないと聞いています。

そんな中で政治に携わる有志が一緒に台湾を訪問し、台湾経済の現状や台湾ビジネスにおける留意点、現地の商慣習や社会情勢、熊本・台湾間の交流実績等の話を聞くことができました。

特に、TSMC 進出による経済効果と今後の展望、熊本企業の台湾進出支援や台湾企業による日本投資の最新事例、

現地日系コミュニティネットワーク形成状況等について、現場のリアルな経済情報を共有できたことは今後の人吉市と台湾の交流をさらに促進する上でも貴重な機会となりました。

その中でも蕭美琴副総統を表敬訪問できたことは

人吉市の存在感を高めることに繋がったと思われます。

今後、さらに様々な機会を捉えて官民あげて

積極的に台湾との関係構築を図っていくことが

大切だと感じました。


今年2回目の台湾訪問の報告は後日!

蕭美琴副総統と一枚