日々雑感みぞぐち幸治のひとり言

どうなる韓国視察?

2008年7月25日 (金) 08:50

午前8時45分。事務所でパソコンのキーボードを叩く。
今日から第21号となる「溝口幸治県政だより」を配布するためスタッフが準備を進めている。
暑い中、お世話になります。

さて、今月27日から31日までの日程で自由民主党青年部・青年局幹部海外研修で韓国を訪問することになっている。
全国の有志が27日に東京に集合して、外務省による現地情勢説明などの事前研修を行い28日から韓国を訪問する予定だ。

現在、日本が中学校社会科の「新学習指導要領」の解説書に、「竹島」という文字を明記したことに韓国側が抗議し、様々なところで問題が発生、今回の訪問にも色々な影響が出ているようだ。

今回の韓国訪問は、韓国の大統領が変わり、未来志向型の日韓友好をこれから築いていこうという主旨のものであったと理解していたし、ある意味、私も期待していたところもあった。
しかし、党本部から送られてきた今日現在の日程表では、韓国政府・政党要人との面会予定がすべてキャンセルされ、視察の大半は調整中との記述が並んでいる。

昨夜、同志である鹿児島の青年局長から電話があり、「こんなになめられた視察ならば行く必要がないのではないか」といった主旨の話があった。
なにか、もやもやした気持ちで視察に行くのも気が進まないところだが、マスコミでは報道されない、生の韓国国内の雰囲気を体験してきたいと思っている。

もし、訪問中、竹島問題について発言する機会があれば「韓国による不法占拠が50年以上も続いている、日本海に浮かぶ竹島は、歴史的にも国際法的にも、島根県に属する日本の領土です。早く帰して下さい。」と主張し、歴史教科書問題については「韓国には韓国の歴史が存在するように、日本には日本の歴史が存在します。お互いの国の立場を尊重することが、今後の日韓関係において重要であると思います。」と毅然とした態度で主張させていただきたいと考えている。
「相手が嫌がることはしない外交」ではなく「主張する外交」で臨む。