日々雑感みぞぐち幸治のひとり言

自然の力、生命力

2020年8月3日 (月) 05:41

おはようございます。

土曜、日曜日は災害ごみ撤去回収に集中して取り組みました。

特に心強かったのが重機持参でご協力いただいた、熊本県メンテナンス協会、人吉球磨木材協会、熊本県トラック協会人吉球磨支部の皆さん、そして一般社団法人青井の杜をはじめとする民間ボランティア及び地域の皆様です。

業者だけに任せても進まない、地域住民だけでは限界がある、ボランティアに任せっきりではボランティアのモチベーションも上がらない、まさに地域住民が先頭になって、それをボランティアや行政が支えていく仕組みを作っていくことが、復旧の加速化、そしてその先にある復興まちづくりに繋がっていくのだと感じる今日この頃です。

現在、環境省、熊本県、熊本市、広島市などの応援自治体、そして熊本県産業資源循環協会のご協力により、行政支援も拡大中です。今月はさらに加速します。

さて、写真は青井阿蘇神社の蓮池です。蓮池にはマイクロバスや車が数台入り、土砂やガレキも流れ込んでおりますので、当初は蓮が全滅するのではないかと心配しました。

しかしながら、青々とした葉が出始めました。壊れた禊橋は元には戻りませんが、蓮は元気に育ち始めました。自然の力、生命力、凄いです。

きっと我々、人間にも元に戻そうとする力、前よりも良いものを作り出そうとする力が備わっているはずだと信じて今日も頑張ります。

最後に、心のこもった扇子をいただきました。扇子はあおいで風を起こす、野球で捕手のことを「扇の要」と呼びます。色々な意味がこの扇子には込められているような気がします。加えて、励ましの言葉、いつもありがとうございます。